燃料ポンプの形式一覧とポンプ仕様は下記リンク先をご参照ください。
燃料ポンプ形式一覧

燃料ポンプ性能表一覧は下記リンク先をご参照下さい。
燃料ポンプ性能表一覧

1. 灯油、Ａ重油、ハイカロリーＡ重油、Ｂ、Ｃ重油が使用可能です。
2. 変質油、汚れた油、水の混じった油、ガソリン、シンナー、揮発油は使用出来ません。

燃焼ポンプの吸入能力は最大600mmHgまで吸入しますがポンプ仕様の範囲で使用して下さい。

燃料ポンプの推奨ノズル容量一覧は下記リンク先をご参照ください。
燃料ポンプ保証ノズル容量一覧表

1. ポンプ取り付け関係寸法は万国共通です。
2. 回転数は3600回転まで使用でき、起動トルクが小さい。
3. 灯油、Ａ重油は低温時にも使用できます。
4. シャフトシール部は耐油性と耐久性のある軸シールとなっています。
5. 調圧弁はカットオフ機構を内蔵した、耐久性のある構造となっています。
6. 特殊なトロコイド®ロータを使用しているので耐久性があります。
7. 小型で各種の取り付け方法があり１パイプ又は２パイプ配管で使用出来ます。

燃料ポンプの使用可能な周囲温度は-20～40℃です。モータ直結形ポンプの使用可能な周囲温度は-10～40℃です。

灯油、Ａ重油の使用温度範囲は粘度が20mm²/secを超えない油温かつ、80℃までです。

Ｂ、Ｃ重油の場合は粘度が400mm²/secを超えない油温かつ、130℃までです。

使用粘度範囲は低粘度用で1.2~20mm²/sec、高粘度用で20~400mm²/secまで使用可能です。

シャフトシールの許容圧力は-0.08~0.2MPaです。

サクションフィルターの容量はポンプ容量の2倍位のものを、メッシュは60~100メッシュをお勧めします。

燃料ポンプの回転方向はポンプ軸より見て右回転が標準です。

1. 圧力調整は、指定油により、ポンプ圧力調整範囲内で行って下さい。
2. 圧力調整ボルトの圧力下降方向への回し過ぎは行わないで下さい。

1. 吸入側配管方式は１管方式と２管方式があります。その選択及び配管は略図参照下さい。
2. オイルヒータご使用の場合はバーナ停止時ポンプ吸入側が異常圧力とならないようにポンプとオイルタンクの間に外部ドレン用の安全弁を取り付けるか、又は同等の異常圧力防止装置を取り付けて下さい。
3. 吸入圧力はポンプ仕様の範囲になるような配管にして使用下さい。
   １管方式　-0.01~0.2MPa
   ２管方式　-0.015~0.2MPa

1. 駆動軸とポンプ軸の偏芯は、±0.05以内として下さい。
2. 接続は必ずモータと直結とし、横引きは絶対に避けて下さい。
3. カップリング取り付け時ポンプシャフトを叩かないでください。
4. カップリング取り付け時ポンプシャフト、カップリング、駆動軸も隙間は2～3㎜位にして下さい。

駆動部には指や手、あるいは物が巻き込まれないように保護装置をつけてください｡

粉塵の多い所や、高温、低温の場所では使用出来ません。屋内仕様以外の特殊環境でご使用の場合はご相談下さい｡

1. モータには漏電遮断器、負荷保護装置を取り付けてください。
2. ポンプ出口には検流計や圧力センサー等を取り付けポンプの空運転を検知出来るようにして下さい。
3. ポンプの軸シールやパッキン類は永久的に使用出来るものではありません。万一油が洩れても人や装置に損傷が出ないように、安全な場所に取り付けるか、防護装置を取り付けてください。

1. 回転方向と吸入、吐出方向の確認をして下さい｡
2. 油が吸入位置まで入っているか、清浄か確認してください。
3. 配管の緩みがないか点検下さい。
4. ポンプ前後のバルブは全開になっているか確認ください。

1. ポンプの始動時２０秒以上の空運転は絶対にしないで下さい。
2. ポンプ始動時は、必ずポンプ内、配管内のエアーを完全に抜いて下さい。
3. エアー抜き時はドレンホースを使用し、周辺に飛ばないとうにしてください。
4. エアー抜きの位置は必ず、ポンプの上側で実施して下さい。

運転中や運転停止直後はポンプやモータに手を触れないようにして下さい｡

始業点検は必ず行って下さい。特に油洩れ、異常音、発熱のチェクをお願いします。

ポンプ内臓のストレーナ掃除は

1. カバーパッキンはストレーナ掃除の時、必ず交換して下さい。
2. カバーを取り外す時、金属ハンマーで直接叩かないで下さい。
   （ＧＤ形はストレーナが内臓されていません。）