仕様について
- プロコンポンプの形式や仕様について教えてください
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プロコンポンプの形式一覧とポンプ仕様は下記リンク先をご参照ください。
プロコンポンプ形式一覧及び仕様プロコンポンプ性能表一覧は下記リンク先をご参照下さい。
プロコンポンプ性能表一覧
- 使用液体温度について
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プロコンポンプの使用温度範囲は常温~88℃です。
- 吸入能力について
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プロコンポンプは、ほとんどの場合自給式です。 吸入能力は4P、モータ回転で最大600mmHgまで吸入しますがポンプ仕様の範囲で使用して下さい。 使用できる回転速度の範囲は1,000~1,800min-1です。
- プロコンポンプの材質について
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ポンプ本体は黄銅鍛造品とステンレススチール製の2種類あり、使用液により分けられます。内部金属はステンレススチール又は黄銅です。内部のベーン、ライー、ベアリングは自己潤滑、耐熱、科学的、機械的に安定した特別なカーボンで作られています。
- メカシール材質について
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標準仕様のメカシールの回転部はシール面がカーボングラファイトでシートがセラミックスです。固定部はニトリルゴムです。ニトリルゴムに合わない液体や65℃を超える温度の液体については、バイトン、エチレンプロピレンがあります。
シール材質記号及び材質
記号 材質
記号なし ニトリルシール
V バイトンシール
E エチレンプロピレンシール
- 使用可能な周囲温度について
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プロコンポンプの使用可能な周囲温度は-20~40℃です。
モータ直結形ポンプの使用可能な周囲温度は-10~40℃です。
但しポンプは凍結すると破損しますので、凍結の起きる環境においては、凍結防止対策(保温したり又は、水を抜く)を必要とします。
- 粘度範囲について
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使用粘度範囲は低粘度用で1~32mm2/secです。
- 安全弁について
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プロコンポンプには安全弁が付いているもと付いてないものがあります。安全弁は超過圧力が生じたときにポンプを一時的に保護します。 仕様に合わせて0.4MPa~1.4MPa(全量リリーフ圧力)の範囲内で出荷時に調整されています。
プロコンポンプ、リリーフバルブ仕様
リリーフバルブ記号記号 調整圧力範囲(MPa) 標準設定圧力(MPa)
X 1.1~1.4 1.2
XL 0.7~1.1 0.95 XH 0.4~0.7 0.7 調整圧力範囲及び標準設定圧力は、バルブ全開圧力です。
- サクションフィルターについて
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サクションフィルターの容量はポンプ容量の2倍位のものを、メッシュは100メッシュ以上をお勧めします。
- 回転方向について
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プロコンポンプの回転方向はポンプ軸より見て左回転です。
プロコンポンプの回転方向と吸入口、吐出口
- フランジ、軸端形状について
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プロコンポンプのフランジ形状及び軸端形状はこちらのリンク先PDFをご参照下さい。
設置について
- 配管方式について
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- 燃料ポンプとの接続ネジの締め付けトルクは下表が最大締め付けトルクです。下表を超えますと口径部が割れる恐れあります。
NPT3/8 →20~25N・m
NPT1/2 →20~25N・m
NPT1 →30~35N・m - 配管接続箇所は完全な気密を保ち洩れなどないよに確実に配管して下さい。
- 配管類の重量がポンプ本体にかからないように、必ず支持装置(配管支え)を設けてください。
- ポンプとの接続前に配管内の掃除が必要です。
- 掃除不十分ですとポンプや接続機器類の故障の原因となります。
- 燃料ポンプとの接続ネジの締め付けトルクは下表が最大締め付けトルクです。下表を超えますと口径部が割れる恐れあります。
- 据え付け場所について
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粉塵の多い所や、高温、低温の場所では使用出来ません。屋内仕様以外の特殊環境でご使用の場合はご相談下さい。
- 安全対策について
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駆動部には指や手、あるいは物が巻き込まれないように保護装置をつけてください。
使用上の注意
- 駆動方法について
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- 駆動軸とポンプ軸の偏芯は、±0.05以内ちして下さい。
- 接続は必ずモータと直結とし、横引きは絶対に避けて下さい。
- カップリング取り付け時ポンプシャフトを叩かないでください。
- カップリング取り付け時ポンプシャフト、カップリング駆動軸も隙間は2~3mm位にして下さい。
- 始業点検について
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始業点検は必ず行って下さい。特に油洩れ、異常音、発熱のチェクをお願いします。
- 運転にはいる前に
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- 回転方向と吸入、吐出方向の確認をして下さい。
- 使用液が吸入位置まで入っているか、清浄か確認してください。
- 配管の緩みがないか点検下さい。
- ポンプ前後のバルブは全開になっているか確認ください。
- 試験運転について
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ポンプの始動時の2分間以上の空運転は絶対にしないで下さい。ポンプを空運転するとポンプ内摺動部の発熱により、内部部品に悪影響をあたえます。特にメカシールからの液洩れの原因になります。
- 安全装置について
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- モータには漏電遮断器、負荷保護装置を取り付けてください。
- ポンプ出口には検流計や圧力センサー等を取り付けポンプの空運転を検知出来るようにして下さい。
- ポンプの軸シールやパッキン類は永久的に使用出来るものではありません。万一油が洩れても人や装置に損傷が出ないように、安全な場所に取り付けるか、防護装置を取り付けてください。
- 安全運転について
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運転中や運転停止直後はポンプやモータに手を触れないようにして下さい。
その他
- エロージョンとは
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リリーフバルブを作動させた状態で使用されますと、ポンプ本体が黄銅製の場合、本体のバルブシート面が通過する液の流れにより、腐食される現象です。 この結果により、本体のシート面と、プランジャーの間に隙間が生じ出口側の液が入口側にリターンし、規定の吐出量が出なかったり、また吐出圧力が上がらなくなったりします。
ご不明な点は
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